2019年01月14日

統合失調症とASDとの区別

周囲世界の歪み
ASDではアポフェ ニー様の周囲世界の歪みは生じても,一過性の強弱の変化であり変容を伴わず(杉山,2008), 自己の全体構造も脅かされない(阿部 隆明 ) 。
アポフェニー楊の周囲世界の変化をすること自体が、自明性の喪失に裏付けられる統合失調症の範囲内であり、自己の全体構造を脅かすことも統合失調症で常ではない。
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2019年01月06日

統合失調症とASDとの区別

妄想知覚
妄想知覚に関しては,統合失調症では知覚の意味付けが了解不能性に彩られているが, ASDでは妄想知覚様の体験であっても,子細 に聴取すると、本人の置かれた状況から了解可能な自己関係づけであることがほとんどである(阿部 隆明 ) 。
統合失調症で知覚の意味づけが、「了解不能になる」ことは、しばしばであるものの、生活全般、全ての時にあるわけではない。これも、重症度によって様々であり、ASDと統合失調症も重症度の違いでしかないよう思える。
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2018年12月31日

統合失調症とASDとの区別

緊迫困惑気分/対他緊張

統合失調症では,何かが差し迫っているようで緊張を要するものの,なぜそんな気持ちになるのかわからなくて戸惑っているという緊迫感の自生とそれに対する困惑が生じる。 また,他者に対して他→自の攻撃性と自→他の攻撃性の双方向の攻撃を含んだ緊張感を抱く。 これに対し,ASDでは,対人場面での緊張感が生じることはあっても状況依存性であり,家庭で一人になる,あるいは家族と一緒にいる状況では消失することが多い(阿部 隆明 ) 。
これも、何か悪いことが自分に起こりそうか、或いは悪いことを自分で何かしてしまいそうかという云わば妄想気分に言及していると考えられるが、自分で何かしてしまいそうという状況は重症度が高いように思える。家族のように安心できる者と一緒だと被害関係念慮や被害妄想が軽症化して対人緊張が和らぐことは統合失調症でもあり得るので、これも同じスペクトラム上での重症度で区別していると思える。
posted by yume-clinic at 15:16| Comment(0) | 日記