2018年12月31日

統合失調症とASDとの区別

緊迫困惑気分/対他緊張

統合失調症では,何かが差し迫っているようで緊張を要するものの,なぜそんな気持ちになるのかわからなくて戸惑っているという緊迫感の自生とそれに対する困惑が生じる。 また,他者に対して他→自の攻撃性と自→他の攻撃性の双方向の攻撃を含んだ緊張感を抱く。 これに対し,ASDでは,対人場面での緊張感が生じることはあっても状況依存性であり,家庭で一人になる,あるいは家族と一緒にいる状況では消失することが多い(阿部 隆明 ) 。
これも、何か悪いことが自分に起こりそうか、或いは悪いことを自分で何かしてしまいそうかという云わば妄想気分に言及していると考えられるが、自分で何かしてしまいそうという状況は重症度が高いように思える。家族のように安心できる者と一緒だと被害関係念慮や被害妄想が軽症化して対人緊張が和らぐことは統合失調症でもあり得るので、これも同じスペクトラム上での重症度で区別していると思える。
posted by yume-clinic at 15:16| Comment(0) | 日記
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