2016年10月30日

外傷体験による精神的な衝撃が過大であるのは何故か

外傷体験による精神的な衝撃が過大であるのは何故か

@トラウマとなるような外傷体験をすると、これまで前提としてきた、人生は公平であり、おおむね安全で安心できるものだ、という「生存する上での基本的な安心」が脅かされるからである。
A外傷体験は、死の危険と同等な危険に常に隣り合わせであることを実感させる。
BPTSD症状(ストレス関連障害)はかろうじて死のような深刻な状況を免れた後に起こる正常な回避行動なのである。
posted by yume-clinic at 13:30| Comment(0) | 日記

2016年10月23日

PTSDをどうやって自覚するか

PTSDをどうやって自覚するか

@外傷体験が存在し以下の自覚症状が存在する。
A外傷体験の鮮烈な記憶、フラッシュバックや悪夢が存在する。
B外傷体験を想起させる状況を避ける事がある。
C時に、喜怒哀楽が表出し難い事がある。
D原因不明の不安、焦燥感(じっとして居れない)、易刺激性を認め、感情のコントロールが時に困難である。
Eアルコール依存、過食、浪費がある。
F人間関係に支障を来す事が多く、家族関係や仕事が上手くいかない。
G気が塞ぐことが多く、疲れきっている。疲れているのに眠れない。
外傷体験から6週間を超えても以上の症状が改善しない。
posted by yume-clinic at 08:30| Comment(0) | 日記

2016年10月16日

PTSDの持つ心理的メカニズム

PTSDの持つ心理的メカニズム

@強い恐怖を体験した際に自分の存在が危うくなり、そこから回避、脱却しようと渾身の力を振り絞る。この為、一過性にしても覚醒度を最大に上げて対応するわけで、その状況を鮮明に覚えていることは当然のことである。
Aフラッシュバック(外傷体験を繰り返し思い出す)は、同様の危険な体験を回避すべく、又、これに対処・準備する防衛機制と言っても良い。しかしながら、過度に緊張感を高める為に疲労し鬱状態になる危険性を秘めている。
B過覚醒は、再度、危険な状況に陥っても即時に対処できるいわば臨戦態勢を整える防衛機制である。これも、フラッシュバクと同様に過度に緊張感を高めてしまう。
Cしかしながら、外傷体験はあまりに辛すぎる場合に、又、フラッシュバックや過覚醒のように過度に緊張感を高めてしまい逆に自己を保つことが困難となる場合に、外傷体験のもつ過度のストレスを、回避や精神的麻痺によって、耐え得る程度に軽減する防衛機制と考えられる。
posted by yume-clinic at 11:04| Comment(0) | 日記